メルクライムの生天目です。

このC240ワゴンは例によってミッション内にクーラントが混入するトラブルで入庫中。2003年頃のモデルはラジエータに問題があって、混じってしまうのがお約束。オイルを見たらご覧の通り茶色になっていました。これは年月をかけてじわりじわりと混じった証拠です。コレが一気に混じったものだとピンク色になっています。

オイルパンの底もドロドロです。ストレーナのオイルを吸い上げる部分も詰まってしまっていますね。ゴム製のパッキンも普通は旧くなると硬くなるものなのですが、水に浸かっていたのでブヨブヨです。

こうなってくると再利用できるパーツが少ないので、どうしてもフルオーバーホールになってしまいますね。この後実際に作業を進めるかどうかはオーナー様次第になってしまいますが、メルクライムでは単に部品を組み付けるといったレベルではなく、厳密に調整をおこない、また欠点部分の対策もおこないながらオーバーホールをおこなっています。