MADE IN JAPAN
ガレージ ポモナの木下です。
“ディーラー車”というものは並行輸入された個体とは多くの相違点があるものですが、その中の一つが「ラジオ」。本国仕様のクルマにはにはBLAUPUNKTやBECKERなどの製品が装着されていますが、これは当時ミツワで装着されていたナショナルブランドの松下の製品。受信できる周波数帯が日本のラジオ局に最適化されているのは当然ですが、MADE IN JAPANのコイツは今聴いてみても明らかに海外製のラジオよりも音がクリアなのです。敗戦から立ち上がり、世界を目指した日本の技術者たちの心意気が感じられますね。