ジャベルの竹村です。

先日もご紹介したCXアンビュランス。通常のアンビュランスはサファリをベースにそのまま上屋を架装してあるのですが、このクルマはフレームをストレッチした特別仕様。非常に珍しい個体なんです。元はスイスで救急車として活躍していたとか。車内で緊急手術も行っていたというぐらいですから、リアのスペースは非常に広大ですが、今は4人乗りというゼイタクな仕様になっています。実はもともと個人的にサーフボードを積もうと思って購入したクルマなんですよ。担架を余裕で収容できるスペースを持っているので、ボードを積むにはもってこいなんですよね。超ロングホイールベースとハイドロニューマチックの相乗効果で高速での安定性は抜群なので最高のサーフ･エクスプレスといえますね。後は渋滞時のクラッチの重さが気になりますが、オートクラッチを付けようかと計画中です。

さて、話は変わりますが今週末の28日に開催される「熱海HISTORICA GP」にこのアンビュランスで参加いたします。それに向けて絶賛整備中なのですが、今はちょうどエアコンの配管を製作しているところです。このクルマはリアの空間が広いのでエアコンも2基駆けになっています。リアシート下のフロアにはサブコンデンサーを備えていて、除湿暖房を備えたリアのエアコンをキッチリと機能させることができます。もちろん冷媒は134a仕様になっています。