受け継がれるビンテージな寝板?
カトーオートテクノロジーの加藤です。
イマドキのクルマ屋さんにはだいたいリフトが備えられているので、あまり使われることがなくなっているものに「寝板」があります。要は車輪の付いた板の上に乗ってクルマの裏に潜って作業するのに使う道具です。
今私が使用しているのは、父である先代が独立したときに自分で作ったモノ。ゆえに相当年季が入っているのですが、コレがスグレモノで、まったく壊れる気配がないんです。別に私自身が買った寝板もあるのですが、大体がすぐに壊れてしまったり、樹脂製だと冬場は静電気が発生して危ない目に遭ったりするので、ついついコイツを使ってしまいます。
さすがに背板の部分は摩耗してきたので作り直しましたが、それ以外は元のまま。キャスターだって別段高級品には見えないのですが、未だにキレイに回ってくれます。こうなったら形見みたいなモノだなぁと思って使い続けているんですよ。