カーボンは蓄積する前に取るべし!
RS UNOの星野です。
ここのところカーボン除去ネタを何回かお送りしていますが、今回は、このカーボン除去はどれくらいの頻度でやるのが効果的かというお話です。
最近のクルマほどカーボンが溜まるスピードが早い理由には、イマドキの直噴エンジンが燃焼室内に直接ガソリンを噴射しているが故に、ガソリンによる洗浄効果が期待できなくなってしまったということと、メーカーによるエンジン交換の指定サイクルが長くなってきたことが考えられます。
実はスロットルの手前、インテークホースの中にはブローバイからの不純物が結構付着しています。これがスロットルからサージタンク、インテークマニホールドそして燃焼室へと吸い込まれていくんですね。その結果、バルブやインジェクター、ピストンの頭などに付着していわゆるカーボンやワニスといわれるものになるのです。
それらが以前ご紹介したようにコッテリたい積してしまうと、もはやヘッドを開けて作業をする必要がでてきます。そうなると費用も嵩んでしまうのであまり現実的な話ではなくなってきます。ですので1万キロ毎、しかもエンジンオイルの交換と同時にカーボン除去の作業されることをオススメします。ちなみにRS UNOで使用しているのは世界的にも高いシェアを誇るwynn’s(ウインズ)のV.I.C.という製品。すでに十数年・数百台の実績がありますが、一台もエンジンを壊したことはありません。
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)