以前もご紹介したフェラーリ250GT ルッソのフル・レストレーションのプロジェクト。エンジンは、ヘッドのオーバーホール時にシリンダーライナーを新造しました。組み上がれば、ボディーに載せるのを待つばかりです。

一方、ボディも完全にストリップダウン状態でボディショップに持ち込まれ、完全に新車のようにレストアを行います。シャーシも塗装を完全にはく離し、修理した後に、ペイントをオリジナルカラーで仕上げますまた、内外装のあらゆる部品はビス、ボルトの一つまで分解し、すべてをそれぞれ清掃、修理、交換といった工程を踏んで新品以上の状態へと修復していきます。このように気の遠くなるような手順を経てレストレーションを行いますが、全ては、“true to originl”、オリジナルに忠実に行うのです。