メルセデスベンツ W114セダン車検で行ったこと
オートクラフトの野田です。
今回ご紹介するのは1973年式 メルセデスベンツ250(W114)。
一年ほど前にオーバーヒート対策やらクーラー手直しをご紹介させていただいた車両です。今回は車検にて整備依頼をいただきました。件の対策後、しばらくはご連絡がなかったので心配していたのですが、「いたって普通に乗れてしまうようになったので、修理の相談する必要もなかっただけですよ」とのことでした。
で、今回の車検整備メニューの中でちょっと着目していただきたい作業があります。この車両のヘッドライトバルブは、通称「ヨーロッパ球」と呼ばれる台座が丸いタイプでして、高効率バルブ等が選べない状況にありました。今回はヘッドライトリフレクター交換の要望を受け、その作業時に加工してH4バルブ装着を可能にしました。
それと暗くて使えない補助灯をスモールランプに変更しました。スモールの光る箇所が変わるとスモール点灯時の佇まいが変わりますよねぇ。これでヘッドライトをHIDにしてもスモールをLEDに変更することも可能になりました。その他、オーナー様からのご依頼でマフラーの出口を下向きにし、弊社から指摘させていただいたブレーキマスターシリンダー+フルードタンク交換、リアマフラー交換、各オイル交換を済ませ、無事車検取得できました。
試乗してみますと、本当にいたって普通。びっくりする位普通です。これなら奥様+お子様の足として十分機能していたと思いました。次回はショックアブソーバー交換したいですね、それから欲言わせてもらうと集中ドアロックとキーレスエントリー付けたいところです。