極低速時、後方よりキーキー音。その原因は・・フィアットムルティプラ
ユーロファクトリーの浅見です。
駐車場など極低速走行時、後方からキーキー異音がする時があるという事で入庫のフィアットムルティプラ。バックして行く時、特に音が大きいとのこと。他にも不安があるという事で同事にトータル点検実施。
点検してみるとサイドブレーキレバーはきちんと戻されているのですが、ブレーキキャリパー側が戻り切れていません(ブレーキ半効き状態)。※(黄色線の)クリアランスがあるという事はサイドブレーキが引かれた状態ということになります。
原因はサイドブレーキワイヤーのアウターチューブからの水侵入による腐食。ワイヤーの動きが悪くなってました・・無残(-_-)これは相当激しい事例なのですが外見上変化がない場合でも内部の錆や経年で動きがスムースで無くなった場合同様な症状になります。ムルティプラは最近多発です。右ハンドル車のワイヤー取り回しに無理があるのも劣化に拍車を掛けてるのかも知れませんね。出来る限り無理の無い様に新品を取り付けます。
この様な状態を放置するとブレーキ加熱やブレーキパッド磨耗を早めますのでこの症状にピンと来た方、またはご不安な方は早急にご相談下さい。経年劣化から車種問わず成り得る可能性があります。特にイタリア系であるフィアット、アルファロメオ、ランチアは同パターンになり易いのでご注意を。
ユーロファクトリー
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営業時間:8:30〜17:30 定休日:日曜日、月曜日
http://www.eurof.com E-mail:[email protected]
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