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ルノーのAT警告点灯、3速固定の故障事例・・ルノーカングー、ルーテシア

最近、カングー、ルーテシアとルノーのAT故障が続いたのでご紹介。いつもプジョー/シトロエン系の話として取り上げてますがルノーも基本共通です(というか開発はルノーが主導したとわかってしまうほど昔からあるルノーのATに内部はソックリだったりなんです)それはさておき、まずはカングー。週一ぐらいでドンというショックと共にAT警告灯点灯、その後3速固定になってしまい加速が鈍くなってしまうという症状。

原因は最近お決まりと言ってもいいほど定番になってしまったオートマ内部の油圧制御不良ということで悪の根源ATソレノイドバルブを交換して修理完了。

ルーテシアの方は減速して停車寸前の2→1速へのシフトダウンの際、大きいショックがありその後AT警告灯点灯。すると次の発進時は3速固定になってしまい、やはり加速が鈍くなるという症状。こちらもお決まりのオートマ内部の油圧制御不良ということで同じくATソレノイドバルブを交換して修理完了。 詳細は・・以下同文ってな感じです。(でもAT関連全ての故障がこのATソレノイドバルブで直るという訳ではないのでその辺勘違いしないでくださいね。原因は多岐に及びます。きちんとした詳細な診断はもちろん必要です。)

今回の原因と直接関係あるかわかりませんがルーテシアの作業中に気付きました・・ATオイルパンにあるはずの鉄粉を集める磁石が付いてない(@_@)・・フランス人の付け忘れ?かもですね(苦笑実は今回だけじゃない!前もこんなことあったなぁ・・(苦笑×2

AT内部の磨耗で発生する鉄粉がATフルード内に浮遊して悪影響を及ぼさないように吸着させる重要な役目をする磁石です。本来このように2個付いてるはずなんです。今回は純正モノより強力なタイプを取り付けて組み付けました。これで安心ですね。

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