大磯 SHCC ジムカーナ
BEN AUTOの馬場です。
12月1日の日曜日は天気にも恵まれ絶好のイベント日和。大磯まで湘南ヒストリックカークラブ(SHCC)が主催するジムカーナに参加してきました。
初冬とは思えない暖かな日差しとさわやかな海風の中、全国から様々な車が集まっていました。古くはオースチン7にアストンマーティン・インターナショナルなどのビンテージカー。そして60年代・70年代・80年代と幅広い年代の内外の車両も。カテゴリーもセダンにスポーツカーからレーシングカーなど何でもいらっしゃいといったオールスター勢揃いといった感じです。
そんな多くの車両の中で一番のインパクトは不世出の名機LOTUS88。レギュレーションの壁で熟成もならず未完成で終わったマシンですが、そのアバンギャルド度は多くのモータースポーツファンの記憶に残っているはずです。オーナー様からボディを手で押し下げながら、80㎞ぐらいからボディがボトムしダウンフォースが足回りに伝わる事やドライビングの感想を交えて直々に説明をしていただきました。ツインシャーシと呼ばれた88はグランドエフェクトカーの欠点をコロンブスの卵的発想で解決を試みた設計者の大きな挑戦でもあったのです。
そんな88を作り出したチャップマンが最初のチームLOTUSのワークスカーとしてレース界にデビューしたMk8。どちらも前衛度では甲乙つけがたい! まさにチャップマンの愛するNEXT ONEでありました。