6スロの964は3.8ℓ化で新たなステージへ
アルボルアルデアの井上です。
このポルシェ964は以前にもご紹介したクルマで、チューニングされたエンジンと6連スロットルをフルコン制御しているチューンドカーです。
この状態でも充分に速くて気持ちいいクルマなのですが、オーナー様はさらなる進化をご所望ということで、今回3.8ℓ化を決断なさいました。
すでにエンジンブロックのホーニング加工やメタル合わせは終わり、ガスケット類も揃いました。今は使用するピストンをどうするか考えているところでして、ウチの社長は純正の3.8ピストンをベースに加工したものを使用するかな? と考えてておられるようです。 ちなみに写真に2つ並んでいるのは左から3.8チューニングピストン、3.8純正加工(WPC加工済み)ピストンです。加工ピストンがかなり軽量化されているのがおわかりでしょうか。そして以前使用していた3.6のチューニングピストンと比べてもこのとおり。
その他にもヘッドのポート研磨やスロットルをよりスムーズに動くように改良します。大排気量ながらNAらしいレスポンスの良いエンジンに仕上がる予定ですよ。