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ナロー ポルシェでサーキットを楽しむオーナーさんへのメンテとは?

メッツスピードの鞍貫です。

本日は1968年製2000ccのショートホイールベースナローの修理をしています。

この珍しい固体で、オーナー様はサーキット走行を楽しんでいらっしゃいます。通常ショートホイールベースのナローは、ショートホイールベース故サーキットでの挙動がトリッキーな動きになってしまいがちです。しかし最近のタイヤの性能向上やサスペンションの選択幅の広がりなどで、楽しくサーキットを走れる車に仕上げる事が可能になりました。

今回の御用命はエンジン調整、キャブセッティング、ブレーキのO/Hです。前回のキャブセッティングからサーキットを走られて、いまひとつタイムが伸びないとの御相談でした。ブレーキを点検してみた所、前後とも引きずりの症状が出ていました。今回の点検結果から、前後ブレーキキャリパーO/H、マスターシリンダー交換、ブレーキホース交換、当然ブレーキフリュードも交換です。スポーツ走行が前提なので今回はパッドも当社お勧めのアクレ社製のものをチョイス致します。

アクレさんは磨材のブレンドからパッド製作までを自社でこなす頼もしいブレーキ屋さんです。当社のサーキット走行車のお客様などのデータもフィードバックして、磨材やパッドをチョイス、製作してくれます。当然ブレーキフリュードもアクレ製DOT5Over。パッドとの相性もバッチリですね。

と、アクレさんの宣伝みたいになってしまいましたが、本題にもどして・・・。

サーキットを速く走ろうとすれば必然的にトータルバランスの調整が必要になってきますね。タイムに伸び悩んで居る方は、一度原点回帰でブレーキの点検をお勧め致します。高性能パッドもキチンと作動するキャリパーやマスターシリンダーがあって、はじめて性能が発揮されます。

原点回帰・・・意外とお勧めですよ。

MET’S-SPEED(メッツスピード)

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