ボクスターでスキーに行かないで?
オートクラフトの野田です。
986ボクスター、車検のご用命ありがとうございます。この車両毎年スキーに駆り出されているんです。
オーナー様がコイン洗車場にてスチームガンにて融雪剤落としはしているものの、毎年リフトアップしてエキゾーストを拝見するたび、
「もうナットが見事に花咲いちゃってますから、どこか朽ちて折れるか、裂けるかしたらボルト交換しましょうね」と言い続けてましたが、
「○○さん、とうとう来ましたね。2003年式ですから、でも10年持つんですね。エキゾーストのクランプが朽ちてはじけてました。今年はボルトやらクランプやら一掃しましょう。」
「わかりました、でもどうやって外すんですか?エキゾースト全部交換になるんですか?」
「サンダー、ジグソー、ドリル、ハンマー、バーナー、トーチ総動員でなんとかなるでしょう」
結果、なんとかなりました。純正部品でボルトナットクランプ等も揃い、これでまた10年は大丈夫でしょうね。
久々に986ボクスター乗らせてもらいましたが、色褪せないというか今乗ると非常に素っ気ないプリミティブな、マニュアルトランスミッションの2.7Lフラットシックス、4気筒とは明らかに違う、うーんいい感じ、運転って楽しい感を味あわせていただきました。
いままで診させてもらってますが、大きな故障と言えばお約束気味のイグニションスイッチ破損、パワーウインドーレギュレーター左右、イグニションコイルと、まぁ許容範囲かな~って感じですし、あっ、でもありましたリアハブベアリング交換やってます。なんだかんだやっぱりポルシェのハードルは高いですかね。でも値段のこなれた986ボクスター、欲しい買える車が無いとお嘆きの皆さん一度お試しあれ。