さすが砂漠のロールスと思わせる作りですね
ステラモータースの山本です。
今回は3rdレンジローバーをオートマチックのフルード交換でお預かりしました。クルマの作り込みが最高ですね。さすが“砂漠のロールスロイス”はダテじゃないですね。
さて、レンジといえどもATF交換作業は通常通りです。ATFを排出してフラッシングを繰り返します。排出した旧油はというと、ご期待通りの汚れ方ですね。
ATFを抜いたらストレーナー(フィルター)を交換するために、オイルパンを取り外します。デカいミッションにはデカいオイルパンですね。マグネットはもうチョット大きくても良いような気がします。走行距離は3万キロほどですが、マグネットに溜まったスラッジは相当量でした。意外とマグネットの能力が低いモノで、上の写真くらいくっつくとそれ以上は吸着できません。その他のスラッジは、ATFと一緒にミッション内部を循環しています。オイルパンを、ほこり一つ無い状態まで洗浄して、ストレーナーを新品に交換したら、組み付け作業に入ります。
交換に使用したATFはWAKO’S HYPER Sでした。作業後にテスト走行をさせて頂きましたところ、ミッションがスルスル状態でした。気持ちよくつながって、無段階変速みたいになってました。