フジックス・オートの佐藤です。

クラシックミニのモデルライフ末期の限定モデルとして人気の高いポールスミス。ノーマルのまま維持される方が多いと思いますが、こちらのオーナー様はセンス良くモデファイ＆チューニングを楽しまれています。

ボディはオリジナルと同色ながらオールペンでコンディションを高め、ルーフエンドを白くペイント。これは後ろから見るとホワイトルーフに見えるというお茶目なんです。そしてそこに入れられたポールスミスのロゴはステッカーではなく塗装屋さん入魂のペイント仕上げ。10インチのスピードスターもちょっとヤンチャな感じで似合ってますね。国内在庫ラストだったレイヨットのフォグランプがチャームポイントです。

そしてこのクルマ、見た目だけではなくエンジンにもしっかりと手が入っています。1.3インジェクションのエンジンを73.5φのピストンで1380ccに排気量アップ。ハイカム、ビッグスロットル、タコ足、エアクリーナーにマフラーと、ほぼ弊社のレースカーに近い内容のチューニングが施されています。もちろん冷却系も強化済みで夏はクーラーもしっかりと効きますよ。しかもこれだけのチューニングエンジンと組み合わされるミッションはなんとオートマチック！　もちろんフルオーバーホールを行ってから組み込んでいますので、トラブルの心配もなく速くて快適なんです。

実はこのポールスミスが20年ぶりのミニだというオーナー様。毎日の通勤快速としても活躍しているので、月に3000キロは走ってしまいます。おかげで毎月オイル交換に来られてますよ。チョットもったいないような気もしますが、オーナー様は20年越しのミニライフを謳歌されているみたいですね〜