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チューンド・エキシージとオーナーの10年

リアルディレクションの奈良岡です。

2004年2月のオートジャンブル誌上でレポートされている1台のロータス・エキシージ。エンジンはノーマルのままマネジメントと駆動系、サスペンションセッティングで速さを引き出すという方向性で当時チューニングを行いました。

クワイフのクロスミッションに組み合わせたのはチルトンの7.5インチ・シングルクラッチと軽いけれどもしっかりとしたマスを持たせた特製のフライホイール。まるでバイクのエンジンのような鋭いレスポンスと常にパワーバンドをキープできるミッションで抜群に楽しいエキシージでした。

それから約10年。あのエキシージ、実は今もなお当時のオーナー様が所有されているのです。ボディカラーはブルーからグリーンにイメチェンしましたが、基本的なセッティングはそのままに、数年前にエンジンマネジメントをDTAからモーテックにグレードアップしました。長く所有しても飽きることなく楽しめる。そんなところもやはりロータスらしいなぁ・・・と思ったりしました。