懐に優しい修理には待ちも必要?
RS-UNOの星野です。
ABSのフォルトが出たり、ハイポンプモーターが不調になったりしてしまったシトロエンC5 V6。いずれも診断機はアッセンブリー交換を指示しています。しかし、ABSユニットとハイポンプモーターを交換するとなると、かなりの出費になってしまいます。となると頼みは中古部品ですが、できるだけ実動車からの部品が欲しいので、実動の解体車が入庫するのを待ち構えていました。
11月に入ってようやくお目当ての部品を入手でき、まずはABSユニットから交換しました。ABSユニットはバッテリーとヒューズBOXを取り外した下に隠れています。交換後、診断機に繋いでフォルトを消去、再発がないことを確認できました。
そしてもう一つがハイポンプモーターの方ですが、動いたり止まったりと原因がハッキリしません。BSI(ボディコンピュータ)経由で電源がポンプに入っているということもあり、勘違いしてしまうととことんハマってしまいます。悪名高いBSIだけに『ヒューズが飛んだのか?』『カプラーの接触不良、あるいはリレーがダメになったのか?』などと想像してしまい、その結果、核心がぼやけて確認作業ばかりが増えてしまいます。
結局、ポンプに入る電源カプラーが溶けてしまっていました。部品をいただいた先にカプラーを切って送ってもらい、継ぎ足して取り付け完了。その後に作動を確認してテストドライブを行い、問題解決しました。
・・・と思ったら今度はリアサスのシリンダーブーツがパックリ割れてオイル漏れが!
ブーツを交換して今度こそ修理完了です。
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)