ヨーロッパのエアコン装着もHappyスタイルで
昨今の世界的な異常気象の中、夏場はヒストリックカー乗りたちにとってさらに厳しい季節となってきた。仮にクルマ側は冷却系の改善などで夏でも走ることができても、エアコンディショニング・システムを備えていないヒストリックカーの場合、クルマより先に乗員が参ってしまう。
1年を通じてロータス・ヨーロッパの走りを楽しみたいというユーザーからのリクエストに応え、Happyでは独自のエアコン・システムを開発している。これは従来あったような後付けのクーラーなどではなく、高度なエアコンディショニング機能を持つシステムとなっている。
こちらの開発車両ではフロントカウル内にコンデンサーを内蔵した大型ラジエーターが確認できるが、実はこのラジエーターのサイズに合わせてボディ側のシュラウドも大型化されている。この辺りがファイバーによるボディワークを得意とするHappyならではといえるだろう。
また、エアコンのメインユニットはフロントのトランクスペースに設置されるため、インテリア側はオリジナルの雰囲気を損なうことがないのも嬉しいところだ。また、エンジンルーム内に増設されるコンプレッサーやプーリー、配管類もHappyオリジナルのフィッティングパーツを用いて違和感なく装着される。
『旧いクルマだから夏は・・・』と諦めていたヨーロッパ・オーナーはぜひともHappyに相談して欲しい。ヨーロッパと過ごす快適な夏は今や現実のものとなったのだ。