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ミトやプント用のスフェリカルアッパーマウントも進行中!

レッドポイントの赤座です。

フィアット500、シトロエンDS3に続くスフェリカルアッパーマウントの第三弾、フィアット・グランデプント&アルファ・ミトの開発も進んでまいりました。

当社のイプシロンで装着確認を行い、各部の寸法調整を行いました。アッパーマウント最上部のボディとの接触部位分に使用している樹脂素材のフィットを高めました。

今回は製品化を見据えてカラーアルマイトやレーザー刻印も入りカッコイイ仕上がりになりましたね。超薄型のスラストベアリングを収めるケースはスプリングのアッパーシートも兼ねる構造になっています。

そして今回のフィッティングはアルファ・ロメオ・ミト。アッパーのスフェリカル化に合わせてSessAアジャスタブル・サスペンションの組み付けを行いました。組み合わせるスプリングは直巻きではなくテーパースプリングなので薄型ベアリング内蔵タイプのアッパーシートを使用します。

純正のアッパーマウントは500などと基本構造を同じくするフローティングタイプです。ラバー部分も小さめで容量的にもチョット足りな笹媼大きさですね。純正ショックでは急激に劣化しませんが、車高調などをそうちゃくすると1年ほどでガタツキが発生、ステアリングの安定感がなくなり、異音も発生します。ダンパーは12段階の減衰調整式で、走行シーンに合わせてセッティングを楽しむことができます。

これを車両へ取り付け、前回同様左右で異なる足廻りの状態でのテストも行いました。予想通り、まるで違うグラフが出力されていますね。ロードホールディング性能・ハンドリング・乗り味・全てが別物になる事に、期待が高まります。

スフェリカルアッパーマウントは、純正の足りない箇所を補う事に的を絞って開発をしています。従来のいわゆるピロアッパーマウントと、構造は似ていますが、スポーティパーツというイメージよりもちゃんとした足回りにしたい!という方に強くお薦めしています。

ラバーマウントから、アルミ削り出しに変更する事で、路面状況による「硬さ」が際立つ事はあります。反面、遊びの大きくなったラバーマウントの場合、ストラット本体の不要な遊びを生じますので、その部分が乗り心地の悪化や、不安定さに繋がるという結果も見えてきました。また、ダイレクトにボディへマウントさせて固定しますので、足回り各部より発する「音」は車内に聞こえ易くなります。反面、足回りに異常なガタなどが発生した場合、劣化部品の早期発見にも繋がります。ある意味、フローティングマウントではごまかせていた状況に、ごまかしは効かなくなります。

どういった変化(メリット・デメリット)を感じれるか?は、当社の試乗車に乗って頂き、体感する事が可能ですので実際に体験し、取付をご検討下さい。

補足です。当社のニューパンダに試乗を頂いたフィアット500乗りの方々は、プアな外観からは随分とイメージの違うシャキッとしたサスペンションフィーリングに驚き、装着を決めて頂いた方が多いです。ハードアイテムでは?と装着を悩む方、是非一度ご試乗下さい。足回りに対しての世界観が変わりますよ

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