ルノー系エンジンの日産車にもレデューサを取り付け
レッドポイントの赤座です。
プジョー106にお乗りのお客様が所有されているニッサン・エクストレイル 2.0クリーンディーゼルにレデューサ装着のご依頼がありました。なんで国産車をレッドポイントが? とお思いですよね。実はこのエクストレイルにはルノー製エンジンが搭載されています。
まずブローバイガスの圧力をアイドリング時に検証してみます。エンジン始動中にオイルフィラーにビニール袋を被せると・・・すぐさまパンパンに膨らみます。本来のブローバイ排出配管で還元されているはずですが、まだまだ大いに余力が残っているんですね。この圧力がピストンの下降運動に対して負荷となり、エンジン回転運動の妨げとなります。回転を上げると負荷も増大します。
そこでレデューサを装着後に同様の実験を行うと・・・さっきはパンパンに膨らんだビニール袋がシュンっと萎みます。これがレデューサのワンウェイバルブ効果によるエンジン負荷軽減の証です。これによりピストンにまとわりつく負荷が軽減され、エンジンフィーリングが滑らかになります。このエンジンの場合は低回転時のトルクとツキが格段に向上しましたね。低回転域がより使えるディーゼルに変貌しています。これでさらにお財布に優しいエンジンになっていることでしょう。
実際に走ってみた印象は、よりいっそう低回転時のトルクの厚みが増すと共に、2000〜3000回転付近でのアクセル操作に対してエンジンが機敏に反応を示すのが感じられます。図太いだけではなく軽快に回る、そんな印象です。
ルノーM9Rエンジン用クワッドリードレデューサキット:53,400円(税別)
お客様のメインカー、サブカーが当社取り扱いの車両以外でも、このような作業を承ることが可能な場合もございます。ぜひご相談ください。