暑すぎてお猿さんみたいな顔になってますww
Jスクエア店長の永井です。
本日のご依頼はまたまた遠方。長野県からアウディ A6 ABS修理でご来店していただきました。
脱着する ABSユニットはラジエータのサブタンク下に隠れています(右上写真)。
まずはサブタンクを外します。走行直後は暑い熱湯なので注意!! 取り外すとABSユニットが見えてきます。
ブレーキのサブタンクにアクセスするにはフロントガラス下のパネルを外すと出てきます。アウディ A6のブレーキマスターは真ん中についているんです。通常運転席前なので、珍しいですね!!!
マスターの脇に、ヒーターバルブが付いています。
ジャガー Sタイプに比べるとアクセスがよいので交換の時は楽チンです。
左上が取り外したところです。
『アウディのABSを外すとブレーキ液が、、、、』アウディ、VWは、ABSユニットのブレーキの配管を外すとほぼブレーキ液が出てしまいます。車両にもブレーキオイルが垂れてしまうので、後で水でよく洗浄しなくてはいけません。
床に垂れるほどブレーキ液が抜けてしまいました。ブレーキパイプ周りに水は厳禁なので、ウエスでぐるぐる巻きにしてさらに防水処理をしてあげてから洗浄してください。ABSユニットにつく配線カプラーも同様に防水加工が必要です。
『ウエスで巻いて、ビニールを2枚重ね、さらにマスキングテープで巻けば完璧!!!!』
右上がABSユニットとポンプを分解したところです。基盤修理でよく使う部品はケースに入れております。
基盤の修理は配線の修理と部品を交換します。配線が損傷してない場合はトランジスタを交換してあげればOK!! トランジスタ4つ全部の数値がおかしいことはまずないのですが、消耗品なので全て交換してあげます。
故障コードによってはポンプモーター、プレッシャセンサーの交換が必要です。
今回入力されていたコード。そしてそのプレッシャーセンサーです。
アウディ A6 2005〜のABS修理は脱着がものすごく大変で時間がかかります。そしてユニット自体の修理も時間がかかります。最低4時間はかかりますので予約が必要です。
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