アウトリメッサヴィスコンティの古久根です。

久しぶりのアルファ・ロメオ75は、147にお乗りのとても若いお客様が最近購入されたというクルマ。気持ちよくワインディングを愉しんでいたら、いきなりミッション辺りから盛大な異音がし始めたそうで、積載車での入場となりました。

確かにスゴイ異音がしています。エンジンの回転とリンクして音程が変わりますので、駆動系になりますね。ご存じのようにアルファ75のトランスアクスルはエンジンと同回転でプロペラシャフトが回っていますので、フェラーリやポルシェの様に密閉されたトルクチューブと違い、異音や振動が大きな問題となります。外から見てもどこから発生しているのかハッキリとはしませんが、ミッションケース内なのは確かなので、降ろさないとなぁ！Σ(×_×;)!

若者のクルマ離れが叫ばれる昨今ですが、このように80年代の旧車に乗っていただけるのはありがたいことです。しかし、重課税や部品価格の高騰･･･とせっかくクルマに興味を持ってもらっても、維持するのもなかなか大変な環境にあるというのは、何とも皮肉なことですねぇ。