アバルト500も軽量化で戦闘力アップ
レッドポイントの赤座です。
2台のルノー・クリオRSの作業に並行して同じくラテンフェスタ開幕戦に向けて作業進行中のアバルト500。こちらは開幕戦よりスーパーユーロに参戦することになった一台です。昨シーズンまではアルファ&アバルトトロフィーでしたが、年間シリーズチャンプを獲得したため、最高峰のバトルクラスにステップアップすることとなりました。
ゆえにメンテナンスだけではなくマシンのポテンシャルアップにも力を入れていきます。新たなカテゴリーでは内装の取り外しが規則で認められるため、外せるものは外す作戦に出ます。エアコンは残していますが、このように割り切った意気込みある仕様は非常に好みです。また、車検を機に乗車定員の変更も行います。
ここで私自身、こだわりのポイントがあります。せっかく乗車定員を変更するので、車検証記載の車両重量アンダー1トンを目指します。現在1150キロですのでなかなかキビシイですが何とかしますよ。1トンを切ると重量税が安くなるので、ポテンシャルアップに併せてお財布にも少し優しくなるのです。
オーナー様からのご依頼でスタビリティコントロールをサーキット走行時はカットしたいということで、機能のON/OFFスイッチも取り付けました。フロントバンパーも取り外して開口部を拡大、熱対策を行います。さて、どんな仕上がりになることか、楽しみです。