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ハイマウントストップランプで流石ポルシェと感じる部分は

メッツスピードの鞍貫です。

本日はマイナーな作業ですが、重要な作業、1996年製993ターボのハイマ
ウントストップランプのバルブ交換作業をしています。

アメリカでは1985年に、ヨーロッパでは1998年から乗用車への装着が義務づけら
ているブレーキの視野向上の為に設けられたランプです。

日本では普及が遅くH18年以降から義務化されました。今回の993ターボはオプションのリヤガラスの上部に装着するサブウイング的
なものに付いていました。このハイマウントストップランプ、大概バルブが横一列に並んでいるイメージで
すよね?

今回の993もそうなのですが、横に21個並んでいるバルブのうち5つほど不点灯。これ、車検時に不適合になるんです。

通常国産車などはLEDの一体整形で交換はASSY交換になります。が、ポルシェは見たことない独自規格?のバルブが、基盤に半田付けしてありま
した。基盤に半田ならASSY交換なのでは?と、思って部品を調べた所、バルブのみの部品供給がちゃんとありました!流石ポルシェ、一筋縄では行きません。

車検で入庫の車両でしたので、きっちり車検適合まで整備を進めます。ばらして、基盤を清掃して、バルブ交換して、基盤を防錆コーティングしなおして、点灯点検して完了。

前に986ボクスターのハイマウントを交換した時はウェッジ球だったので、今回もそんな感じなのかと思いきや肩透かしでしたね。また一つ勉強になりました。

日々勉強です!無事車検適合で、また2年気持ち良く乗れますね!

MET’S-SPEED(メッツスピード)

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