メッツスピードの鞍貫です。

まずは、GW休業のお知らせ
「弊社５月１日より５日までGW休業とさせて頂きます。御迷惑お掛け致しますが、宜しくお願い致します」

さて、本日は珍しくBMWが２台入庫しております。一台は３２５ツーリング、もう一台が３２０のセダン６速。

３２５ツーリングが板金作業とリヤエアサス交換その他諸々。３２０セダンがオイル漏れ点検やブレーキ点検その他諸々。

二台とも共通して言えることは、診断機がないと出来ない作業が多々有ること。汎用のコードリーダーでは役に立たず、専用の診断機が必要みたいですね。

２台共ポルシェ所有のBMWは日常のお供でディーラーで通常整備を行っていたようです。

で、ココからが本題。

２台共ディーラーでオイル交換をしていたらしいのですが、普段通り５０００キロ走ったのでオイルを交換してもらいにディーラーに行くと交換を拒否 されたと。

BMWは２５０００キロ毎での交換を推奨している、減ったら警告が出るから補充するので御来店下さい、との事。最近のエンジンオイルは凄いんだなぁ、と感心しつつオイルフィラーキャップを空けたら目が点。。。。

ぐちゃぐちゃになったオイルスラッジがべちょべちょに、見たことないくらいの量で付着しています。で、タペットカバーガスケットからのオイル漏れ修理で恐る恐るカバーを掃くっ
て見ると・・・・恐ろしくて写真が取れないくらいのスラッジ量。

ブローバイの通路もスラッジで詰まっています。これではエンジン内部の内圧が上がってしい、それが原因で各部からオイルリークも・・・。欧州車で最近多いロングライフエンジンオイル。

あれ、本国で使用した場合のエンジンコンディションでの話しで、恐らく日本の渋滞だらけで燃焼温度も上がらないのにEGRで未燃焼ガスガンガン戻してる使い方には適さないですよね？

セダンの方はオイル管理不足起因かと思われる、バルブトロニック故障。ポルシェも最近のモデルは２００００キロ交換を歌っていますが、当社のお客様には５０００キロ交換を徹底して頂いております。

エンジン内部がスラッジだらけになる前に、早めの交換を推奨致しますよ。