かつて日本向けの限定車にあったお色
シルキーシックスの原です。このBMW M6、今日の店頭にあるこのクルマ、この個体自体は塗り直していますが、かつては日本専用の限定車に設定されていた色でした。
バブル崩壊後、この頃ほどまでは景気浮揚しないままリーマンショックなども経て今に至っており、色々今とは事情が違っていたのだな、と思わせられる1980年代。
あの頃は、日本専用で限定車が用意されたのですね。
数年前、一斉に古いクルマで維持が難しいコンディションのものはかなり淘汰されてしまった印象があります。
ひところよりは価格も値上がりしてきているE24ながら、それでも海外での加熱するビンテージカーの相場というほどでもありませんが、ただただ「あの頃を思い出す」それだけでもこのクルマの価値かな、そう思ったりしています。
このクルマより高性能なクルマも挙げればキリはないでしょう。
でもこのクルマにしかない雰囲気。ドイツ車ながらどこかラテンな雰囲気、そう感じさせるようなこのE24の個性をこれからも見守っていきたいと思っております。是非初代6シリーズに関してはお任せください!