マウント類がどの様に劣化しているかご覧になってください
レッドポイントの赤座です。
エンジン・マウントは、快適装備のひとつと言っても良い位に、交換する事により静粛性が増します。
今回は、フィアット500 1.4Lのマウントを全数交換しました。
現状の状態が非常に悪い、というレベルまで痛んでいるわけでは無いのですが、外した物と、新品を比較するとその差は歴然でした。
写真はトランスミッションのマウントです。吊下げ方式ですので、重量物がぶら下がる様に取り付けられています。
新品と外した物を比べてみますと、上部がペタンとしているのが確認できます。下側にはひび割れも確認できます。
さて、エンジン側のマウントもチェックしてみてください。形状がトランスミッション側とは形状が全く異なりますね。こちらは、先程の物と比べても激しい劣化は確認できません。
しかし、拡大して各部を確認すると、距離・年数相応に、ヘタリは出ています。
そして、エンジンマウントの交換次期を迎える車輌は、クーラント・リザーブタンクも交換時期を迎えています。
フィアット500も、稀に穴が開いた、という話を聞きます。高価な部品ではありませんので、5年経過・未交換の場合は、クーラントの交換と併せて交換したいですね。