ポルシェ993型カレラ2のブレーキオーバーホール進行中
メッツスピードの鞍貫です。本日は1995年製993型、ポルシェ911カレラ2のブレーキオーバーホールをしています。
本来の踏みしろがキチンと出ていない状況でしたので、ブレーキがスイッチの様になっていたこの固体。
ABS介入のタイミングが変になっていたり、ブレーキの戻り不良からの引きずり現象が発生していたので今回の車検で作業させて頂きます。
踏みしろが極端に少なく、ブレーキコントロールもままならない状況でしたので、『ドン』と踏むしか選択しが無くABSがすぐに介入してしまう・・・とか。
ポルシェのブレーキは世界一!なんて、嘘っぱちだ!と、思われている方、一度ブレーキの総リフレッシュをされてみては?
993のブレーキシステム、キチンとしていればABS介入手前までに減速Gで脳みそが揺れるくらいしっかりブレーキが利きますよ!
バランス、制動性、ABS、同年式他メーカーのブレーキシステムでポルシェに追従できる純正ブレーキシステムはほぼ無いに等しいと思っています(コンペモデルは除く)。
ポルシェのブレーキ制動性能は開発時、エンジン出力の4倍を想定して設計している・・・とか、RR設計のボディはフルブレーキング時にリヤのトラクションが抜けにくく抜群のバランスだとか・・・。
新車時はこんなコンセプトで設計、製作されているポルシェのブレーキ。
貴方の愛車のブレーキシステムは、しっかりお仕事していますか?
気になった方は是非一度点検をオススメ致します!!
本年も当社の記事を読んで頂き有難う御座いました!来年もなるべく沢山、ご紹介出来ればと思っています。宜しくお願い致します!!!
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