シトロエンC5 V6のAT不良、まずフルード交換、症状次第でバルブボディも
RSUNOの星野です。
お預かりしていましたシトロエンC5 V6のオートマチック不良をお返ししました。
このシトロエンC5は私が確認している症状の全て(3現象)が出ていました。
テスト走行では20~30分位走るとギアが2速から3速に上がる時に「ドカ~ン」と
大ショック、3速から4速に上がる時にも少しショックがあります。
そして、信号待ちで停車すると「グゥグゥグゥ」とクルマが前に出ようとして前後にシェイクします。
まずはATFをできるだけ綺麗に入れ替えます。
ニュースを見て頂いてご相談のご連絡を頂く事があります。
質問は「ATFは少しずつ交換するのが良いのか?いっぺんに綺麗になるまで交換するのが
良いのか??」との事です。
いつも不思議な事は、少しずつ替えろと言っている方が、なぜ少しずつ変えた方が良いのか
に付いては「故障の原因になる」以外は何も語られません。
そこに応えて初めて少しずつ替えた方が良いが信用できる訳では無いのでしょうか。
オイルパンを外してガスケットを綺麗に取り除きます。
今回は複数の症状が出ていたのでバルブ・ボディ・アッセンブリーの交換をしました。
新しいバルブボディです。
ATFに浸かった状態で届きます。
バルブボディを交換してオイルパンを取り付けて終了。
テストドライブで症状が全て解消されました。
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)