フィアット・バルケッタ クラッチの違和感を探ってみると・・・
TESファクトリーの富澤です。
フィアット・バルケッタのお客様よりクラッチの交換を承りました。
実際に乗ってみますとクラッチが滑っているという感じはないですが、踏み応えに引っかかりがあり違和感を感じました。
バルケッタはFF横置きエンジンでエンジンルームが狭く、クラッチ交換はサブメンバーを降ろしての作業となりました。
ミッションを降ろしてみると、予想通りクラッチ自体がオイルで濡れていました。
ミッションから漏れたオイルがクラッチでまき散らされていました。
オイルが漏れていたのはミッションのオイルシールからでした。このタイプのミッションではベアリングの損傷がよく見られるのですが、
今回の例ではそれは大丈夫でした。アルファ・ロメオ156ではオイルシールの奥のベアリングがダメになって、
オイルシールが損傷するという事例が多発していましたが、今回は大丈夫ということで、シールを交換、清掃して組み付けました。
同時にエアマス(エアフロ)からスロットルまでのホースに亀裂が入り、エンジンに息つき症状が見られたので、
そちらも交換させていただきました。取引先のディーラー様や輸入元に在庫がなく、今回は他のディーラー様より部品を回していただきました。
これももう手に入らない部品かもしれませんね。
今回はご用命ありがとうございました。
TESファクトリー
神奈川県横浜市港北区新吉田町4583
TEL:045-593-9561
営業時間:10:00〜19:00 定休日:日曜日
http://www.tes-factory.com E-mail:[email protected]
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