997型、ポルシェ911のオイル漏れ修理、クランクエンドの箇所で注意する点
メッツスピードの鞍貫です。
本日は997型、ポルシェ911カレラSのエンジンオイル漏れ修理をしています。
当社でも最近入庫が増えてきました水冷系911シリーズ。
今回は997のクランクエンドシール交換です。
エンジン降ろします。
空冷は馴れもありますが、おおよそ1時間あればエンジン降ります。
水冷はそうは行きません、馴れていない事もありまして各部接続を確認しながら、少しずつ作業を進めていきます。
やっと降ろして、ミッション切ると見慣れたオイルシールが斜め向いて付いてました。
こりゃ漏れるわけですね。
以前の空冷シリーズのシール交換はクランクケースの合わせがあったりなんだりで、液体ガスケットを外側に薄く、内側のリップ部分にシリコングリスを薄く塗って組んでいたのです。
しかし、997のサービスマニュアルには『ノールブ!』と記載がありました。
塗っちゃダメなんですね。
組んであったシールには液体ガスケットがバッチリ塗ってありました。
シールがずれた原因は此れですね。。
シールを交換し、クランクを工具でグルグル回してもずれないことを確認して組み上げに入ります。
同じポルシェ社の車でも、設計思想が変わると色々変わる物ですね。サービスマニュアルの重要性再認識しました。
エンジンオイルを注入して試運転しても漏れはありません。
完治です。
秋晴れの高速道路をドライブしてくださいね。
MET’S-SPEED(メッツスピード)
東京都西多摩郡瑞穂町大字武蔵212-1
TEL/FAX:042-556-0502
営業時間:9:30~18:30 定休日:月曜日、第三日曜日、祝日
http://www.mets-speed.co.jp E-mail:[email protected] ※一部スタッフ:新型コロナウィルスワクチン接種完了
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