プジョー207 始まりはオーバーヒート警告灯
RS-UNOの星野です。
そもそもは新規のお客様からの緊急要請でした。
「プジョー207で水温の警告灯が点灯したので診てもらえませんか」
それが悪夢の始まりだったのです・・・
クルマをお預かりして診ると、エンジン始動直後から「ピッ」という警告音と共に
電動ファンが全開で回ります。
その警告音のお告げは「エンジン・フォルト(故障) 修理してください」
さらに水温計が振り切れてオーバーヒートの赤ランプとSTOP!のランプが点灯。
でも、もちろん水温なんてまったく上がっていません。
まずは診断機をつないで確認します。
フォルト(故障)が3つあると出てきました。
おおもとは電動サーモセンサーの不良とのことで、以前にリコールにもなったサーモブロックを交換します。
外してみると、センサーは対策済みのものに交換済みでした。(写真のは交換する新品です)
このモデルのオーナーの皆様はご経験済みの方も多いと思いますが・・・
これで一件落着するはずでした。
ところが、サーモブロックを交換してエンジンを始動したところ、また「ピッ」と警告灯&電動ファン全開、
そして水温計振り切り、と症状は全く変わらずビックリです!
ムム〜 付け方を間違えた? とカプラーなどの取り付けを確認するも問題はありませんでした。
そしてここから3ヶ月にもわたる戦いの日々が始まったのでした。
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)