やはり大切、シトロエンXM、ハイドロを重点的に整備
RS UNOの星野です。
昨年の6月にご購入頂きました千葉県のN様のシトロエンXMエクスクルーシヴ。
シトロエン・エグザンティアからのお乗換えでした。
それにしても、シトロエンXMも激減しましたね。
個人的には調子が良いXMはC6より好きですが。
こちらのXMは納車前にできるだけ手を入れたので殆ど問題なく乗って頂いておりましたが、オイル漏れや細かい不具合が出てきました。
オイル漏れはメインアキュムレーターが付いているプレッシャーレギュレターのお尻のシールからでした。
XMの場合はスペースの問題で、エンジンとミッションの継ぎ目付近に球を下にして上からぶら下っています。
外してオーバーホールを実施。
交換するシール等はオイルリターンのカップの中にOリングシールが1つ、リリーフバルブに1つ、バルブの中にある玉1つ、お尻のシールを1つ交換します。
オイル漏れをしていたお尻のシールの交換です。
プレッシャーレギュレターのオイル漏れは9割位このシールです。
各部を洗浄して組み上げて完了です。
もちろん外したメインスフェアもガスチャージしました。
規定圧62barが35barに減っていました。
これはリヤのアドフェショナルスフェアのリチャージです。
リチャージバルブを付けてリチャージ。
スピードメーターが動かない時があるとの事。
お預かり中に確認できませんでしたが、スピードメーターセンサーを交換しました。
ステレオの音が割れるとの事で開けてビックリ、スピーカーのエッジが殆ど砕け落ちていました。
左右のスピーカー交換して一件落着となりました。
こちらのシトロエンXMにまた楽しく乗ってもらいたいなと思っています。
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)