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ルノー・クリオV6のタイベルは早めの交換をオススメします



TESファクトリーの富澤です。

こちらは先日に納車したルノー・クリオV6のタイミングベルト交換の様子です。
クリオV6は元々FFだったクリオをルノースポールが無理矢理ミドシップ化して
V6エンジンを搭載したという成り立ちを持つクルマです。なので整備性はよくありません。
タイベル交換も確実に行うためには、エンジンを降ろす必要があります。
 
 



エンジンをボディから降ろすとこんな感じです。
ラグナのV6をリアにそのまま移植した感じですね。

エンジンを降ろす事自体はそんなに手間ではないのですが、
エンジンルーム上部を覆う内装を取り外すのが大変です。
なんせ、他のミドシップ車と違って室内にエンジンがありますので・・・
 
 



このV6はカバーさえ外せば、スプロケットがスライドしますので、
バルブタイミング調整は簡単です。
ウォーターポンプも一緒に交換して、作業は終了です。

同じミドシップでも、フェラーリのエンジンは降ろすと付帯する作業が多く、
時間もかかってしまいますが、ルノーV6はじっくりと作業しても
ものの1時間もかかりません。せっかく降ろしたのですが、
またすぐに載ってしまいます。
エンジンを搭載した後に、試運転を行って問題がないことを確認し、納車となりました。

ベルトが新しくなり、バルブタイミングもきっちりと取りましたので、
9万キロも走っているクルマですが、とても調子よくなりました。
V6エンジンはタイミングベルトも長いので、何かの拍子にバルブタイミングがずれる可能性があります。
ですので、早めに交換することをオススメします。

■CLIO V6タイベル交換 ー http://www.tes-factory.com ー
http://tes-factory.way-nifty.com/blog/2018/02/cliov6-0f96.html

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