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プジョー307 供給終了のラジホース 分岐部を作り替えて対応


レッドポイントの赤座です。

こちらは水漏れを起こしていたプジョー307のラジエータ・ロアホース。
通常ならば新品部品を発注、交換となりますが、残念ながらすでに供給終了です。


汎用のシリコンホースを使用しての制作も考えましたが、複雑な形状をしているため
あきらめました。問題のホースは分岐部分の樹脂製ジョイントの部分からクーラントのにじみが確認できます。
車検整備の際に発見したのですが、このまま2年間乗るにはチョット怖い状態ですね。

しかし待っていても純正部品は届きませんので、劣化している分岐部分のみを作り替えることにしました。
 



完成したものはこちらです。見た目のゴツさは否めませんが、ホース自体は劣化していないため、
これで安心です。取付けを行いクーラントを充填、そのあと圧力をかけて水漏れのチェックを行います。
 


冬場は不凍液として、そして夏には放熱効果によりエンジンを保護するLLC(ロングライフクーラント)は
エンジンオイルと並んでクルマにとっては重要な液体です。
“ロングライフ”と呼ばれ、一見すると長持ちしそうですが、性能をフルに発揮するには
1〜2年ごとに交換しておきたいですね。

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