2代目フィアット・パンダ4X4 排ガステスター使用/シリンダーガスケット抜けが判明
レッドポイントの赤座です。
チェックランプ点灯や、不調の原因を探っていた2代目フィアット・パンダ4X4です。
点火系統や燃料噴射系統の点検を行った後、次なるステップとして気になっていた箇所を探りに行きました。
作業の様子は、4ガステスタを用いて、クーラントラインに混入する排気ガス成分を測定しているところです。
プローブに水が混入しないように注意をしながら、タンク上部の空気のみを吸い出して測定します。
すると。。。
あちゃ~。。
「HCが307ppm」アウトです~。。
つまり、シリンダヘッドガスケットの軽度な吹き抜けにより、圧縮ガスがウォータジャケットと繋がってしまった事を意味します。
点検作業は一度ストップし、お客様との打ち合わせに入ります。