ルノー・ウインド 足回りセッティング/ワンオフ製作/あえてインチダウン
レッドポイントの赤座です。
長期戦に及びましたが、ルノー・ウインドの足回りセッティングがようやく完成しました。
乗り味・車高 共にワンオフで無ければ成しえない結果に満足です。
製品単体の画像がありませんが、こちらがフロントストラット画像となります。
フルタップ・全長調整式・減衰力固定式・フロントバネレートは7キロになりました。
トップマウントはスフェリカルアッパーマウントを使用しています。
リヤも同じく全長調整式・減衰力固定式・リヤバネレートは4キロです。
ルノーのこの形状のリヤスイングアームの場合、スプリングセット位置がレバー比の根元に近いため、スプリングレートと車高の問題が課題となります。
また、単純な計算式で求められるレートでは無く、レバー比に基づいたレートのチョイスが必要となります。
4輪アライメントにより、応答性の優れたセッティングデータに近づけます。
素晴らしいサスペンションを装着していても、やはり最終仕上げの調整は大切です。
世間では無理と言われることの多いのがリヤ側の調整です。
リヤがステアリングフィーリングのカギを握っているのですよ。
リヤを希望の数値に調整できなければ、応答性の良いフィーリングは成しえません。
グッと低く身構えたウィンド素敵です。
インチダウンは正解でした!
車を楽しむ為に、アシを決める事。とても大切なことです。
あらゆる選択肢をご用意して、ご相談お待ちしています。