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シトロエンC6 トリビア/エアコン冷え冷えノウハウ/ガス適正/一読の価値有り

RS UNOの星野です。

毎日猛暑の中、お仕事ご苦労様です。

愛車のエアコンは冷え冷えでしょうか?

「外車は冷えが甘いから」なんて言う方もいらっしゃいますね。

確かに昔の外車は冷えませんでしたが、2000年を前後してからはちゃんと冷えていると思います。

「最近冷えが甘いなあ~」

シトロエンC6をモデルに吹き出し口に温度計を突っ込むと15℃位です。

これでは十分ではありません。

原因ですか?

エアコンガスのスローリークでガスの量が足りなくなっている事が殆どです。

ガス漏れを完治させることが一番ですが、今の夏は昔と違うので、我慢は体調不良にも

繋がりますので、応急処置として足りなくなった分のガスを補充します。

ここでポイントですが、ガスは入れ過ぎても効きが甘くなります。

写真のC6はガス漏れでガス残量ゼロで、原因はガスを注入する所に付いているバルブ

でした。

バルブを2個交換してガスラインを真空引きしてガスを注入します。

真空引きする理由は、ラインに空気を残しておくと冷えにくくなるからです。

C6の場合はガス量が600gですので3缶注入で満タンです。

お客様が冷えないとの事で拝見すると、温度調整が20℃、さらに内気循環モードになって

いません。

この温度表示を信用してはいけません。(ガスが足りなければ意味がありません)

min(一番冷える)にして内気循環に切り替えて冷えるか冷えないか確認してください。

もちろん走行時が一番冷えます。

そして皆さんの最大の誤解が風量です。(フランス車の場合ですよ)

「一番冷える、内気循環、と調整して風量最大にする事が一番冷える」と思ったら間違いです。

C6の場合、羽のマークが4つでますが調節は8段階です。

写真の通り5~6段がベストです

風量を一つずつ上げていくと温度も上がって行きます。

最大風量では10℃になります。

最大風量と風量6との温度差は約4℃もあります。

お暇な時に温度計を差し込んで愛車の一番冷える所を探ってみてください。

もちろんガス満タンが条件ですよ。

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