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プジョーでエコカー耐久 女性チームで挑戦 過去最高順位に


オートプロの松島です。

8/18の土曜日は富士スピードウェイで開催されたエコカーカップ2018 サマーフェスティバルに参戦してきました。
エコカーというと皆さんはプリウスやリーフを思い浮かべるかもしれませんが、EVやハイブリッドだけではなく、
小排気量エンジン+ターボのダウンサイジングターボを積んだプジョーだって立派なエコカーなのです。
 
 


エコカーカップとは、耐久レースにエコラン要素をプラスしたイマドキなレースカテゴリーで、
我々が参加する『チャレンジ180』では、3時間をラップタイム3分15秒以上、周回数50周以上、ピットイン5回以上
を守って走る必要があります。すなわち速すぎると燃費が悪化する上にペナルティが科せられ、
かといってゆっくり走ると順位が落ちるといったように、他の参加車両との勝負に加えてクルマを効率よく走らせる
テクニックも要求されるんですね。最終的な順位は「予選」+「決勝」+「燃費」+「ペナルティ」での
合算ポイント(ペナルティ)が少ないほど有利になります。また、マシンにはドライバーとコドライバーの2名が
乗車するので、クルー同士のコンビネーションも非常に重要といえます。
 
 


オートプロでは以前からプジョー208envyでエコカーカップに挑戦してきましたが、前回の大会よりマシンを
1.2リッターターボ搭載のプジョー308SWにスイッチし、クラス2位でフィニッシュしました。
この308SWをドライブするするのは5名の女性ドライバーからなる『Team Autopro ピンクレディース』。
メンバーの中にはなんとペーパードライバーまでいたのですが、チーム監督にGTドライバーの番場琢選手を迎え、
サーキットにカートにシミュレーターにと練習を繰り返すうちにいまではすっかりドライビングを楽しめるように
まで成長しました。
 
 



そんなピンクレディースが挑んだ今回のエコカーカップ。
今や燃費走行は無意識にでもこなせるようになった彼女たちにはレース順位を上げることをオーダー。
1周3分15秒より速く走れないルールなので、一度順位を落とすと挽回が難しいのです。
 
 



全ての参加車両が同じタイムを目指して走っているので、
その中で順位を上げていくのは非常に難しいのですが、
ピンクレディースは最高のドライビングを見せてくれました。
燃費こそ前回より悪くなってしまいましたが、レース順位でそれを挽回!
前回の29位に対して今回は17位でフィニッシュしました。
そして、予選+決勝+燃費で合計114ポイントとなり、ガソリン車のG-2クラス2位に入賞しました!
 
 



当初の目標も無事達成し、次回はついにクラス優勝?
さらに上位を目指せるよう、さらに鍛錬ですね。

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