ルノー・キャトルにクーラー取付け 当時を思い出しながら一手間加えて
ガラージュ・ド・リュミエールの福山です。
昔のクルマにはエアコンやクーラーが付いていないのが当たり前でしたが、
近年の夏の暑さは非常に厳しく、もはやクーラーなしで乗るのは厳しくなってきました。
こちらのルノー・キャトルも長年クーラーなしで乗ってこられたのですが、
今後も末永く乗り続けたいということで、ついにクーラーの装着を決意。
しかし、今さらキャトル用のクーラーキットが新品で手に入るはずもなく、
苦労して探し続けてやっとのことで中古品を手に入れました。
ちなみにこのキャトル、ラジエーターの冷却ファンも性能の高い
新しいものに換装してあります。
これは当時もかなりの台数のキャトルに取付をおこなったイタリア製のキットで、
室内の吹き出し口まわりも内装に合わせた形状の専用品です。
室内から低圧ホースがバルクヘッドを貫通してエンジンルーム内に
通るように加工するのですが、穴を開ける位置決めがけっこうシビアなんですよ。
取り付けにあたっては一度全ての部品を洗浄し、破損や漏れがないかを確認。
コンプレッサーは念のためオーバーホールを行ってから取り付けます。
元々がクーラーの取り付けがあまり考慮されていないキャトルですが、
当時の作業を思い出しながら、各部に無理がかからないように
一手間加えながら取り付けていきます。
ガラージュ・ド・リュミエール