スーパークラフトの山田です。暑い日が続いていますが少し季節の変わり目を感じますね。

さて、唐突ですが、最近思っていることをお話ししたいと思います。

それはマーケティングに関して、です。世の中ハイブリッドカーだEVだ、とクルマに求める性能が環境性能だったり、安全性だったりします。そういった流れを批判するつもりもありません。むしろある種当然の流れといえるのかもしれないですね。そんな中、うちでは扱っているクルマがクルマということもあって、コアなファンの方が支えてくださっています。とてもありがたい限りです。こういう商売をしておりますと、ピーアールを出したから売れるというものでもありませんし、広告を出していなくてもどこから聞きつけてきたのか、そんなお客様も時々いらっしゃいます。

このコーナーはありがたいことに年に数回観ましたと言ってくださる方がいて、比較的明確な反響がわかる方だと思います。

もちろん少しでも多くの方にお店の存在、私たちの活動を知っていただくことは大切なことです。そのために広告的なことの意義も感じなくはありません。しかし、その分コストになっているのも事実なのです。実はそこが悩みどころだったりします。

近頃は原価やコストも普通につまびらかになる時代です。もちろん商売なのでそこをボランティアでやることもないですし、できません。ですが、何にいくらかかっているか、あまり無駄なコストはかからないのを喜ばれる場合も多いでしょう。

例えばコブラが欲しいという方がいらっしゃると、うちはリストを紹介して、そこで好きなクルマを選んでもらい、日本に入れて、整備登録し、かかったコストの明細を出してそれに私どもの手数料をいただく。そんな風にしています。振込明細も添付、できるだけ内容がわかりやすいように、また無駄のないようにしてあげると、お客様は喜んでくださいます。

もっともそういう売り方ですので保証とかはつけられません。けれどもご相談いただければその都度診ることができます。

おそらくコブラみたいなクルマですと、年間で1000キロとかそういう距離のクルマが多いのではないでしょうか。真夏は乗れません真冬も厳しい。春・秋の一番いい時期だけの短い期間楽しむクルマでしょう。ですのでむしろあまり無駄なことはしないで乗れる。そんなことがニーズに合っているのかもしれません。

できるだけお客様に無駄のないカタチ。それは目指していきたいと思ったりするわけです。

そう考えた場合、広告費をはじめ、コストの最適化は考えさせられる問題ですね。