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ルノー・カングー/タイミングベルト交換/SST使用で確実な作業



レッドポイントの赤座です。

こちらはルノー・カングーのタイミングベルト交換時のひとこま。

今回は珍しくクランクシャフトのフロントシールからのオイル漏れを発見しました。

滅多に漏れることはない部分ですが、漏れているからには交換が必要です。
 
 



このカングーの場合、クランクシャフト・スプロケットはプーリーを緩めると

フリーで回転する構造のため、SST(特殊工具)で回らないように固定します。

知らずに作業をするとバルブタイミングなどを狂わせてしまう危険性がありますが、

逆に言えばフリーでクランクが回転できるので、ピストン位置とクランク位置の

正確な位置出しが可能であるという利点もあります。
 
 


タイミングベルトの交換は、単なる部品の交換ではなく、

エンジンを整えるための作業であると認識いただけると幸いです。
 
 
■カングーのタイミングベルトですが、珍しくクランクシールからのオイル漏れも発見

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