シトロエン/プジョー等に搭載されているEGS/ミートポイント調整でフィーリング向上/クラッチ板も長持ち
RS UNOの星野です。
シトロエン・プジョー等に搭載されているEGS。クラッチが無いギア変速のいわゆるクラッチレスマニュアル仕様です。
シングルクラッチと呼ばれる機構なので、VW系(ワーゲン)のツインクラッチと比べるとスムーズでは無くて、ギアの変速時に一瞬間があってから繋がるので身体が前へつんのめる感覚で日本ではあまり好まれません。
人間の代わりにコンピューターがクラッチを切ったり繋げたりしているのでクラッチ版が減ってくると、人が左足で繋がり位置をうまく調整するような事が出来ません。
症状としては走り始めの半クラッチが長めになったり、アクセルを早目に踏んだ場合、「グッ、グッ、グッ」とジャダーの症状が出ます。
新車から購入されていれば違いが判りますが、中古で手に入れた場合、本来の状態で無い事が普通と思われて、EGSは良くないと思ってしまいます。
定期的にクラッチのミートポイントを調整する事でかなり改善できます。
調整を怠るとクラッチ版の摩耗が進み早目にクラッチのオーバーホールをする事になります。
違和感のある方はご相談ください。
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)