レッドポイントの赤座です。

点火系統が万全な状態である事は内燃機関にとって大切なのは当然の事。

どんなエンジンにとっても最適な点火を得られている事は、ベストパフォーマンスを保つ上で必要な条件です。

特に、今回V-UP16を装着するメガーヌ3RSは、点火が確実で無いとターボ加給時の失火発生がしやすく、高回転時にパワーロスをする実例が多いです。

 

16ボルトへの昇圧を行う事で、ノーマルの点火システムを強力なスパークに変化させる事が可能になる為、発進時の力強さと高回転時の確実な着火を約束します。

早速取り付けていきましょう。

取り付けにあたり、まずはコイルへの配線に対してどの線に結線するかを見極める必要があります。

メガーヌの場合、向かって左側2本のコイルに電源線があります。電圧計や検電器で電圧供給状態を調べ、その配線をカットします。

コイル側と車輌側に本体からの配線を接続しますが、この接続が曖昧ではトラブルの原因になりますので、ハンダで確実に繋ぎ合わせます。

それぞれを繋いだら、収縮チューブで絶縁を。

次に本体を設置する場所を決めます。メガーヌはストラットハウジングにステーを介して取り付けると、後々の整備の妨げにならず、スマートです。

最後に本体と車輌の接続です。

2ピンのカプラーで繋いでいます。

手に持つコネクターは、ノーマル復帰用カプラーです。

万が一、本体に問題が発生した場合に即時ノーマル回路に戻す事が可能です。

 

全ての取り付けを終えたら、昇圧状態を確認します。

青線が昇圧回路から出力される波形

赤線は車輌側からの波形。

きっちりと昇圧されています。

これでバリバリと燃焼室内で火を飛ばす環境が整いました。

しっかりとりたスパークで快適で楽しいドライブをお楽しみください。