ルノー4GTL 2台/それぞれの車検整備/まさにアナログ/ノウハウが生きる
ジェイ・エンジンの永瀬です。
ここ2週間位で、述べ4台のルノー4GTLの入庫が有りました。そのうち2台の車検作業をご紹介。
1台目、紺色純正ダブルキャンバストップは元自分の車です。大切に引き継いで使って貰ってますよ。
基本的には2年前の納車整備をバッチリやってますので不具合ないとの事。今回は細かい所を手当てして行きます。
リアゲートのストッパーが開閉時、微かにボディーに干渉してますのでそれの調整して、クーラーガスを補充。ミッションオイルはモティーズの鉱物油M502をブレンドして交換。リアドアの内張りクリップが1個外れてまして、なんとか取り付け。
クーラント交換はサブタンクの中がサビの溜まり場になりますので、外してクリーニングその後交換&エアー抜きします。
ブレーキフルードも交換、ホイルシリンダーの漏れもなく、シューの躍動部分に丁寧にグリスアップしました。
それとお客様がバキュームホース外す時に壊してしまったアイドルアップ用のエアーソレノイドバルブをなんとか用意出来ましたので交換と調整して作業を完了しました。
もう1台は加速時エンジンの吹けが悪い時があるとの事で以前からご相談が有りましたが、なかなか症状の確認ができませんでした。
今回は症状を確認して明らかに何処からかエアーを吸っているようです。
セルモーターもたまに動かなくなるので、セルモーターを叩いてエンジンを掛けていたとの事で、マニホールドを外してセルモーターを交換する事にしました。
セルモーター交換だけなら下側から外した方が楽に交換出来るのですがね。何故かと言いますとマニホールドガスケットが未対策品だとある程度の距離になると切れてしまうのです。
どうせなら一緒に交換と言う事でまとめて作業。予想通り切れていて、取り付け面も綺麗にして対策品を組み込んで行きます。
エンジン調整して調子が戻って、あー作業終わりかな?と思っていたら、エンジン再始動しません。よく観察するとメーターの警告灯が一切点きません。電源系の不具合です。
コラムカバー外して点検するとメインのターミナルが焼けてました。
国産品のターミナルに交換して完治、作業完了となりました。
今の車と違って自己診断機能がありませんのでこの辺の年代のアナログ修理を出来る人も減ってくるのでしょうね。
J.ENGINE(ジェイ・エンジン)
TEL:048-225-5040 FAX:048-225-5049
営業時間:10:00〜18:00 定休日:火曜日(月曜が祭日の場合、月曜に休んで火曜に営業)
http://www.j-engine.jp E-mail:[email protected] https://ja-jp.facebook.com/jenginejengine/