アルピーヌA110 エンジン始動不能/プラグコード交換 ルノー・スピダー 補機べルト交換
ジェイ・エンジンの永瀬です。
アルピーヌA110 1600SC。
エンジン不始動にてJAF搬送されてきました。
入庫してセル回したら、調子は悪いものの何とかエンジンはかかりました。
アナログなので色々と目視等で点検しますと、プラグコードが切れているところが有りまして、当然交換となりますが、どのメーカーのものを使おうか色々と聞いてリサーチした結果、永井電子(ウルトラ)の特注にしました。標準の赤コードです。長さも指定できるので4番を2センチほど長く作って取り回しをきれいに余裕を持つようにしました。
シリンダー番号も永井電子にもクリップ式が付属で付いてきますが、すぐ取れちゃうので和光テクニカルで以前分けていただいたシール貼って識別します。
オーナーさんと打ち合わせしてイグニッションコイルも交換したいとのことで、ボッシュの赤コイルをチョイスしました。これは通常の青コイルよりもハイパワーですので少しパワーアップするかな?一時抵抗が低いので、レジスターも取り付ける必要がありますが、これは和光テクニカルの旧型が在庫あったのでこれを使用。ネジ式で使いやすいのですが生産終了なのですよねぇ。今は平たいターミナル式です。
ウェーバーキャブのフロート内にガソリンが入ってしまっていてオーバーフローしたり、エンジン調整の途中でガス欠に焦ったりしつつ、試運転しながら何とか作業完了しました。
次はルノースピダー改
以前のタイミングベルト作業で部品が足りなくて未作業部分がありました。その部品が入荷しているのでお預かりしています。
基本的にエンジンはメガーヌ1クーペ16Vとかクリオウィリアムズとかと一緒ですが、その辺のエンジンではエンジン内部の油圧で潤滑回転している部分が、ベアリングで回っています。これもエンジン番号が最後の方だけのようで、以前はご用意できませんでしたが今回入荷しました。
結構クリアランスが大きくなっていましたので音も出ていて、交換で来て良かったですね。新しい部品はベアリングが幅広になっていましたので少しロングライフになるのかな?
補機ベルトは前回交換したばかりなのですが、小石が挟まってベルトを貫通しています。
ウォーターポンププーリーも傷んでしまうのでこれは国産で合わせて交換しました。
2台とも置いてあるだけで色々と質問される車つながりでした。
J.ENGINE(ジェイ・エンジン)
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