アウディA3 Sライン 納車前整備/DGSオイル交換でトラブル防止
カムズファクトリーの武藤です。
アウディA3 Sラインの中古車販売車両のぼ納車前の整備が進められておりました。
通常、販売車両のご納車前整備ではエンジンオイル程度の交換位が殆どと思います。でも、走行数によってはもう少し範囲を広めて行う必要性を感じます。
このA3の走行数が55000Km台となりますが、今後の事を考えると故障で負担が掛かる部位へのメンテナンスが重要となります。
その意味でもミッション保護の為のオイルである「DSGオイル交換」を行っておりますが、相乗効果も充分に期待できます。
それは、
走行性能の向上です。
特にスムーズなシフトアップ、静かな走行が可能となります。
ミッションのATF とかDGSオイルは空気に触れないので交換の必要性は無いと言われておりますが、本当にそうでしょうか。走る毎に熱によるオイルの劣化は必ず進みますので、精密機械の塊であるミッションの負担は大きくなります。
その結果としてシフトショック等に繋がってしまいます。実際にもDSGオイル交換後の機能改善は確実であり、オーナーの方々も実感をしていただいております。
その様なことから、中古車車両にはこのぐらいの整備を施して乗って頂くのが当然だと思います。
因みに、このDSGオイル交換の他にもエンジン内部洗浄の「オイルラインシステムクリーニング」の洗浄施工を行っており、音が静かで、パワフルな性能へと改善をしております。このA3の小気味より走りを体感していただけます。
1台毎、乗って楽しんで頂くクルマづくりが弊社の中古車なのです。