ルノー・クリオ1 RS 90’sの格好良さ健在 タイベル交換 作業性は悪し
こんにちは、レッドポイントです。
ルノー伝統の逆アリゲーター式ボンネットがカッコいい、元祖クリオです。
ルノースポールとクリオの伝説もここから始まったといえるでしょう。
スロットルも現代の電子式と異なりメカニカルなので、ビンビンと回るエンジンを
感性の赴くままに操ることができます。
90年代のマシンは軽くコンパクトで、良いクルマが多いですね。
今回は車検整備でお預かりしました。
タイミングベルトが交換時期でしたので、カバーを開けてみると・・・
ヒビだらけのベルトが顔を出しました。一箇所深い亀裂も見つかり、
タイミングベルト切れを起こす寸前でした。
コンパクトな大衆車に大排気量・高性能なエンジンを詰め込んであるので、
整備性は良くないです。今のクルマは整備性が良いな〜とつくづく思いますね。
この時代は車載状態で楽にベルト交換を行えるような整備性は考えられていないので
作業性は悪くて当然とはいえます。
クランクシャフトシールからのオイル漏れが見つかったため、
スプロケットを外すために急遽SST(特殊工具)を製作。見た目は手作り感満載ですが
目的はしっかりと果たします。
肝心のクランクシールも国内で部品が見つかり一安心です。