サビ修理のロードスター その後の作業は
羽鳥鈑金塗装工業所の羽鳥です。
昨年末にご紹介した、ユーノス・ロードスターのサビ修理。
お話が途中で止まっていましたので、その後を・・・
前回は今後の錆止めができるようにホイールハウスに穴を開けて・・・
というところでまででした。
ということで、その後は亜鉛にて錆止めをします。
そして、FRP製の交換用パネルを接着します。
何カ所もクランプして接着剤が固まるまで1日ほど放置します。
そこから後はいつもの塗装と同じ作業となります。
まずはサフェーサーで錆止め。塗装面を安定させるための下処理です。
下地を完全に乾燥させてから、チッピングと呼ばれる塗装を行います。
ロードスターのボディの地面に近い部分はボディ正面と異なり
少しボコボコした表面処理が施されています。
この肌感・質感を出すのが難しいのです。オリジナルの肌感と合わせるのが。
これに至るまで様々な道具を使いテストしてきましたが、これこそが最も
純正の質感を再現できる! と到達したのが、なんとユニコンのチッピングスプレー缶でした。
ガン吹きの様々なアンダーコート塗装機材を買っては使ってみましたが、
結局、ユニコンの缶スプレーがもっとも質感が出るって・・・
とはいえ、これにもコツがあって、塗装前に缶を湯煎してあげないとこの質感は出ません。
その後、塗装します。今回は訳ありで最低限度の塗装で済ませます。
こうして完成したクルマは、無事にお客様に納車となり、お喜びいただけました。
お客様は成田よりご来店。ありがとうございます。
あっ、完成後の写真は・・・取り忘れてしまいましたが、今までこの手法で多くのロードスターオーナー
の皆様にご納得いただいてきました。NA、NBロードスターでリアフェンダー前のパネルの
腐食にお悩みのオーナー様は、ぜひお気軽にご相談ください。
羽鳥鈑金塗装工業所
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