スペシャルショップ

サビ修理のロードスター その後の作業は

羽鳥鈑金塗装工業所の羽鳥です。
昨年末にご紹介した、ユーノス・ロードスターのサビ修理。
お話が途中で止まっていましたので、その後を・・・

前回は今後の錆止めができるようにホイールハウスに穴を開けて・・・
というところでまででした。
 
 


ということで、その後は亜鉛にて錆止めをします。



そして、FRP製の交換用パネルを接着します。
何カ所もクランプして接着剤が固まるまで1日ほど放置します。
 
 


そこから後はいつもの塗装と同じ作業となります。
まずはサフェーサーで錆止め。塗装面を安定させるための下処理です。
 


 
下地を完全に乾燥させてから、チッピングと呼ばれる塗装を行います。
ロードスターのボディの地面に近い部分はボディ正面と異なり
少しボコボコした表面処理が施されています。

この肌感・質感を出すのが難しいのです。オリジナルの肌感と合わせるのが。
これに至るまで様々な道具を使いテストしてきましたが、これこそが最も
純正の質感を再現できる! と到達したのが、なんとユニコンのチッピングスプレー缶でした。


ガン吹きの様々なアンダーコート塗装機材を買っては使ってみましたが、
結局、ユニコンの缶スプレーがもっとも質感が出るって・・・
とはいえ、これにもコツがあって、塗装前に缶を湯煎してあげないとこの質感は出ません。
 
 


その後、塗装します。今回は訳ありで最低限度の塗装で済ませます。
こうして完成したクルマは、無事にお客様に納車となり、お喜びいただけました。
お客様は成田よりご来店。ありがとうございます。

あっ、完成後の写真は・・・取り忘れてしまいましたが、今までこの手法で多くのロードスターオーナー
の皆様にご納得いただいてきました。NA、NBロードスターでリアフェンダー前のパネルの
腐食にお悩みのオーナー様は、ぜひお気軽にご相談ください。

羽鳥鈑金塗装工業所

神奈川県横浜市都筑区川向町922-20
TEL : 0120-471-980(フリーダイヤル)/ 045-471-9800
営業時間:9:00〜21:00 定休日:日曜日(ただし連絡いただければ受付対応は可能)
http://www.hatori.co.jp/ E-mail : [email protected]