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新車の足廻り部品のサビはどう進行するか? 実験してみた


羽鳥鈑金塗装工業所の羽鳥です。
先日、事故の修理で走行1000kmの新車から取り外した鋳鉄製のナックルアーム。
ほぼ新車の部品なのにすでにサビが発生しているのを見て、これをケアした場合と
しない場合でどうサビの進行が違うかを実験してみようということに。
 
部分的に防錆クリアを吹いた状態で屋外に放置し、その後2回の雨に打たれた、
その結果をお知らせします。
 
 


じゃん!
 
あまり見せたくないな・・・



 


防錆クリアを塗ったところと、マスキングされて塗らなかった部分
 


ね・・・



どうします?
 



こちらはわざと「元からサビていた上にクリアを塗装」してみましたが・・・
見事にサビから守られていますね。 それ以上の進行はない。
クリアの下でサビが進行したとしても、クリアなので目で見て確認できる。
 


塗装した部分としなかった部分の違い
 


ね・・・別にとそうしなくても、こんな鉄の塊が朽ち果てるには100年はかかるので
クルマの寿命を考えると、なにもしなくても大丈夫じゃないかな?
 


でもね・・・これを『サビ』というんですよ。
たとえ大局には影響のない許容範囲の「サビ」だとしても、
出さずに済む「サビ」なら防ぎたいと考えるヒトもいるものです。

これから、さらに放置して悪条件を与え続け、その後を見守りたいと思います。
本来は捨てられるはずだった、タダの鉄くずがこうして実験材料になると「お宝」になるんですね〜

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